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出会えたり出会えなかったり season4

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11月の記事一覧
Posted on 01:04:23 «Edit»
2008
11/15
Sat
Category:けいこさん

もったいない夜 

念願だったけいこさんとお食事してきました。19時に待ち合わせて前にツルさんと食事した店に行きました。別の店にしようと思っていたのですがけいこさんの希望で同じお店になりました。初めてけいこさんと向かい合って座ったのですが思った通り緊張しました。けいこさんはやや体にフィットした感じの白いセーターで向かい合った瞬間結構おっぱいが大きいことに気づきました。でもツルさんのようにこれでもかといった感じの巨乳ではなくてさりげない感じの巨乳です。しかもスリムな割に巨乳なので根本的にツルさんとは違うなあと思いました。とりあえずビールで乾杯して僕はいつもの通りハンバーガーを注文しました。けいこさんが「それだけで足りるの?」と聞いてきたのでこのお店のハンバーガーについて説明したところ、じゃあわたしもそれ、とけいこさんも同じものを注文してました。豪快に食べないといけない料理なのでけいこさんには難関じゃないかと思ったのですがけいこさんが豪快にハンバーガーをほおばるところもみてみたかったので黙ってました。肩くらいまでのストレートな髪型で前髪を向かって右側に若干ウェーブさせたけいこさんはやっぱり年齢不祥な美人という感じです。色が白くて厚めの唇がちょっとエッチです。「けいこさんと食事できるなんてちょっと前から考えると夢みたいだ」と正直にいってみました。けいこさんは意外なことに「あらあたしはこのくらい仲良くなれそうな予感がしてたよ」ということでした。このくらいって言うのは「食事するくらいの仲っていうこと?」と聞いたところ「うん」と言われてしまいました。なんかいきなり予防線を張られてしまったような気がして少し気落ちしました。でもビールをグラスに3杯飲んでいたこともあり「もっと仲良しがいいなあ」と予防線突破を試みてみました。けいこさんはその答えのかわりに頬杖をついて微妙な視線で僕の方を見てました。

その後料理が来たので僕はこのハンバーガーの食べ方をけいこさんに伝授してあげました。けいこさんは最初ナイフとフォークを使って食べようとしていたのですがそれは邪道、と僕に指摘されあきらめて豪快にかぶりついてました。あのけいこさんがこんなはしたない食べ方を、などと思い僕は密かに興奮してました。

僕は前々から少しひっかかっていた、もしかしたら僕がインドアの快適さを力説したせいでけいこさんのところがこんな状況になったのか、という疑問をけいこさんにぶつけてみましたがけいこさんはそんなことないよ、わたし自身の限界点だったと言ってました。元々は根っからの文系で家で本を読んだりしているのが好きだったのだけど旦那と出会ってアウトドアも少し楽しいかなと思うようになって、10年たってみると楽しいと思いこむようにしていただけだったことに気づいた、と言うことでした。だって、もうここ何年かはなんか予定がある土日が苦痛だったんだもの、仕事しながら土日が来てほしくないっておもってたんだよずっと、そんなのってあり得ないでしょう、それと同時になんか旦那がだんだんうっとおしくなるのよ、なんていうのかな、あのひと、輪郭がくっきりしすぎなの、濃いって言うかそれは顔とかじゃなくて存在そのもののことなんだけれど、なんかもう、なにごとも白黒つけすぎで疲れる、キミはいいよねその点、なんかぼーっとしてて明日を見てるんだかわたしをみてるんだかよくわからないその性格、あ、なんかしゃべりすぎ 、ほめてるんだよ。で、けいこさんって実は何歳なんですか。何歳に見える?30歳。さすが営業。32歳?なんで一気に2歳あっぷするの?でもあたり。ということでけいこさんは32歳という事が判明しました。アルコールの入ったけいこさんはしゃべるしゃべる。

なかなか家庭の事情は気軽にはなせる事ではないのですが、けいこさんはたぶん全部話してくれたはずなので僕はなんだか選ばれた人のような気がしてとても気分が良かったです。で、今後についてはどう考えてるんですかと聞いてみたのですがよくわからないとのことでした。このまま冷めた夫婦を続けていくことは可能だし慣れてしまえばきっとそのまま何十年も続けていけるのだろうけど、わたしはそんなのいやだから、きっとどこかで区切りをつけるんだわ。そうなんですか。そうなのよ。

3時間のうちたぶん2時間45分はけいこさんがしゃべりつづけていたと思います。けいこさんのお口が大きい訳が分かった気がしました。けいこさんが若干しゃべり疲れたのを機に店を出ました。でも、僕は前回のツルさんで失敗しているので理性を十分に残した酔っぱらいです。けいこさんは多分めちゃくちゃお酒が強いのだと思います。ビールからバーボンに移行して僕の倍くらいアルコールを吸収しているはずなのに全然余裕で少しテンション高いおねえさん、くらいの酔い方でした。

次はやっぱりカラオケか、と一瞬考えたのですがせっかくはなせる時間があるのに歌うのはもったいないような気もしてさらにはけいこさんの都合もあると思い「もう帰る?」と聞いてみたところ「まだ帰らない」という回答でした。じゃあどうしようかと考えて近くにラブホテルもないことだし「散歩しようか」ということになりマリンスタジアムの方まで歩いてみました。手をつないで見たかったのですが僕の手は結構ねとねとになっていてこれでは多分ポイント的にマイナスだろうと思い断念しました。

歩きながらけいこさんに「かのじょいるの?」と聞かれてしまいました。どきっとしました。でも確か前に軽く話したとき彼女はいない設定になっていたのでそれを貫くことにして「いないよ」と答えておきました。けいこさんは「うそうそ絶対いるよねいないわけない」といきなり荒くれ者のような口調になって言いました。僕はもう、逃げ道が閉ざされてしまったような気分になり「じじつは」と言いかけました。「いるんでしょ 知ってるよ」と言われたのでついつい反抗心がわいて「いや、ゲイだから」と言ってみました。けいこさんはいきなり立ち止まると僕を上目遣いで見ながら右手でグーを作ってそれを自分の口のところに当てました。それはたぶん今の僕の発言を本気にしてとてつもなく驚いているからこそ出てしまった仕草なのでしょう。「うそっす ゲイじゃないっす でも彼女は今いないよ」僕はあわてて前言を撤回しました。「ちょっと、本気にしたじゃん もうびっくり」もうびっくりしたようでした。

とりあえず「彼女はいない」を貫き通しました。これは僕のけいこさんに対する方針なので変えるのはやめようと思っています。マリンスタジアムまでだいたい30分くらいかけて歩いて、そこからタクシーに乗ろうかと思い歩道橋の上まで来たときに一応、このまま帰るのはもったいない気がして右側を並んで歩いていたけいこさんの前に立ちふさがってキスしてみました。舌は入れないつもりでしたが向こうから入ってきたのでびっくりしました。そのあとまたタクシー乗り場まで何事もなかったかのように歩き続けていたら「きすしたー」とけいこさんが言ってきました。なんか言いふらされそうな言い方だったので「秘密だよ」というと「いえるわけないでしょ でもキスしたー」と言ってました。なんかまだ現実感はありませんがキスしました。

けいこさんのうち経由で自分の部屋に帰ってきました。ちなみに今日初めてけいこさんの住んでいるところを知ったのですが彼女の家のかなり近くでした。やばいです。同じイオン圏内です。

もうどうでもいいツルさん11通でした。
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