出会えたり出会えなかったり　season4

がっかりなことに土曜日に仕事が入ってしまいました。本当ならけいこさんの旦那が出かけたら二人で食事にいくはずだったのですが。代わりに今日はゆっくりしようと思っていたのですがそうもいかず、明日のイベントの最終打ち合わせに出かけ、やっと時間があいたのは午後になってからでした。そのまま部屋に戻りＤＶＤを作り彼女の部屋に行きました。食料の買い込みは予定通りイオンですませました。

夕方になって会社を早退してきた彼女が帰ってきてこたつを出すように命令されたのでそれに従いこたつを組み立てました。そのあとこたつに入りながらＤＶＤ鑑賞しました。こたつにはいるときは二人が別の場所にはいるのではなく同じ場所に入るのが習慣です。いつからそうなったのか覚えてませんがなぜかそう言う決まりになっています。幸い彼女が小さいのでふたりで同じ場所に入っても窮屈ではありません。

今日の夕飯は外で食べる予定でしたが、二人ともなんかめんどくさくなってしまい、ピザの出前を取りました。Ｍサイズの種類が違う奴を２枚頼んだのですが、彼女が２／３食べてました。食べ終わると彼女はいきなりこないだあげたシグマリオンをバッグから取り出して小説を書き始めました。「もしかしてそれ持ち歩いてるの？」と聞いたら常にバッグに入れておいて時間があるときに小説を書いているそうです。まさか本当に小説書くとは思いませんでした。少し見せてもらおうとしたら完成するまでは公開しないそうです。いまはたぶん１／４くらいらしいです。彼女が小説を書いていてるのでやることがなく、僕の方はＤＶＤを見ながらメールをチェックしました。けいこさんから来てました。約２時間前です。またしくじったと思いました。なぜかけいこさんからのメールに気づかないことが多いです。すぐに返信できるように仕事用アドレスに送ってくれるように頼んだのにまた、２時間遅れです。「あしたも家の人、出かけるらしい」という内容のメールでした。ちょっと前までは「旦那」と表現していた存在がいつの間にか「家の人」になってました。彼女を警戒しながら「一緒にいかないの？」と聞いてみたらすぐに返事が来て「やだ、いきたくない」ということでした。それじゃ、一緒に食事確定じゃん、と思ったのもつかの間明日はイベントの立ち会いで時間的に微妙です。でもけいこさんからは遅くなってもいいからご飯食べにいきたい、と夢のような返事が来ました。うれしさをかみ殺しながら「なるべく早くあがるね」と返信しました。

ﾋﾛｼさんが花子さんの離婚コンサルタントになっているのと同じくもしかしたら僕もけいこさんがそっちの方向へ行こうとしている背中を押していることになるんじゃないかとふと考えました。でも少し考えた後とりあえずけいこさんと食事したいのであまり深く考えるのはやめることにしました。

彼女がまだ小説を書いていてつまらないので後ろから襲ってみようかと思います。

フミさん３通、ツルさん１通、けいこさん７通でした。