出会えたり出会えなかったり　season4

昨日メールをもらったのに返事ができなかったので今日はあさいちでけいこさんにメールしてみました。せっかくメールをもらったのに気づかなくてごめんなさい、と送りました。返事はすぐにこなかったのですがけいこさんの仕事の性質上いつでもメールできる状態にはないので仕方ないです。そのまま午前中の仕事にでてお昼にいつものように車の中でほかべん食べていたら課長から連絡があり、取引先の部長のお母さんが亡くなったそうなので生花を送っておいてほしいとのことでした。送り先がわからなかったので聞いてみたら課長もわからないらしく、調べておくっておけと言われました。よくよく聞いてみたらその取引先というのがけいこさんの会社でした。けいこさんに会うきっかけができたと思いいきなりうきうきした気分で「了解です！」と電話を切りました。お通夜が今夜らしいので速攻で処理しなければならないと思いお弁当を食べ終わるとけいこさんの会社に向かいました。

受付にいくといつものとおりけいこさんがちょっとすました感じで座ってました。僕は「こんにちは」とあいさつするとけいこさんはこちらを向いて微笑んでくれました。なんかその瞬間に恋に落ちたような気がしたのですがそれはたぶん錯覚だと思います。「あら　メールしたのよ」と言われたのでP905ITVを確認したら３０分くらい前にメールが来ていました。また気づかなかったみたいです。もともと個人持ちの携帯をしょっちゅう気にする習慣がないのが原因です。とりあえず事情をはなして不幸のあった部長の実家の住所をけいこさんに調べてもらい、会社で使っている冠婚葬祭のお店に電話して生花の手配をしました。前回の樽酒では一番高いのを注文してしまい失敗したので今回はミドルクラスのものにしました。

そのあとまたけいこさんのところにいって「きのうはごめんなさい　気づかなくて」とあらためてお詫びをしました。けいこさんは全然気分を害してはおらず、やっぱり昨日は旦那が一人で出かけてしまって暇だったのでもし僕に時間があれば食事でもしようかと思ってメールしたそうです。それを聞いて僕は取り返しのつかない失敗をしてしまった、と思いました。そのあと少し話したのですがどうも話を聞いているとけいこさんのところはマジで夫婦の危機みたいです。結婚して初めて自分の気持ちをぶつけてみたら旦那はいままでけいこさんがそんなに我慢してきたとは全然気づかなかったらしくすごくショックを受けたようで、それいらい気持ちが通じ合わなくなってるとけいこさんは言ってました。僕が無駄話の中でインドアの心地よさをかなり力説してしまったせいもあるのかなーと、帰り道運転しながら思いました。一応けいこさんにはいつでも返信できるように仕事のアドレスを教えてこんどからはこっちにメールをもらえるようにおねがいしてきました。いつでもメールちょうだいと言っておきました。ただ。けいこさんのところがやばいからと言って僕が力になってあげられることってないよなーとも思いました。

フミさん１２通ツルさん３通でした。