出会えたり出会えなかったり　season4

田中さんの仕事の件で知り合いの会社の営業の人に会ってきました。田中さんから預かった経歴書を持参しみてもらったのですがスキル的にぴったりだったのでぜひ一度会ってみたいと言われました。なかなかの好感触です。

来週に一度会いたいとのことだったのでさっそく田中さんにメールで日程を伝えました。経歴書を見せただけでそこそこ規模のある会社の担当者からぜひ会いたいと言われてしまう田中さんはやはりすごいと思いました。ただ、実際に面談をした後評価がどうかわるか少し不安もあります。

午後の予定まで少し時間が会ったので車のなかでお弁当を食べながらけいこさんに「気分はどう？」とメールしてみました。昼休みだったのですぐに「けっこういいよー」と返ってきました。もしかして旦那と復縁したのかと思い心配になって「なかなおりしたの？」と送ったら「まさかー」と帰ってきたので安心して思わず「よかったー」と送ってしまいました。送った後失敗したと思ったのですが「もしかしてやきもちやき？」と返ってきました。素直に「うん」と答えておきました。なんか、恋が始まりそうなやりとりだと思いました。

その後昨日迷子になったホールでイベントを行う会社に行く予定だったのでその会社のそばのコーヒーショップでヒロシさんと合流しました。昨日僕が撮った写真を使った資料がすでに出来上がっていてそれを元に具体的な機材の配置とか費用面についての打ち合わせです。ヒロシさんに昨日迷子になってすごく焦ったことを報告すると、ヒロシさんはあの辺は詳しいからこんど裏道を教えてやるよ、と言っていました。なぜヒロシさんとは縁もゆかりもなさそうなあのあたりに詳しいのか謎です。

事前の打ち合わせを5分で終わらせるとヒロシさんは昨日の宇都宮の件を語り始めました。「もう、会うこともないだろうな」とのことでした。あんなにお互いの意見が一致していたのにいったいなにがあったのか聞いてみると、「しているときに、（ぶう）と言ったんだよ」とヒロシさんは言いました。それはどういう意味なんでしょうかと聞き直すと「している最中に（ぶう）となると俺はもうなえちまう」とのことでした。だいたいのニュアンスはわかりました。「それなりに好きだったんですね」と聞くと「目下の手持ちの中では一番好きだったな」ヒロシさんはふせめがちにそう言いました。すきだからこそ（ぶう）となったことに失望し許せない気持ちになったんだと思います。

クライアントとの打ち合わせはヒロシさんが資料をあたかも自分が徹夜してまでつくった力作であるかのような表現でお客に説明したため軽快なテンポで終わりました。あとはお客の担当者が上司の決済を得るためにプレゼンをしてＯＫがでれば企画にＧＯサインが出たことになります。今日の感触だとたぶん問題ないような気がします。額はそれほどでもありませんがこれでまた営業実績をつくることができそうなのでよしとします。

少し早い時間だったのですが会社に車をおいてそのままヒロシさんと飲みに行くことにしました。

けいこさん3通、フミさん5通、ツルさん9通でした。