2ntブログ

よろしくお願いします。

 

出会えたり出会えなかったり season4

08< 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.>10
09月の記事一覧
Posted on 17:07:10 «Edit»
2009
09/21
Mon
Category:日常

お祓い 

最終的な打ち合わせのため、築120年の民家を管理する役場まで行って来ました。一応正式な立会人のヒロシさんも同行です。前の彼女と別れて以来僕の彼女はヒロシさんをかなり痛烈に批判していたのですがヒロシさんを迎えに行く前に「今日は穏やかにお願いします」と敬語で頼んでおいたため問題は生じませんでした。

高速1,000円の影響で混雑する東関道を使い民家のある田舎に到着すると役場の人に会い式の内容とか詳細な進行予定を伝え形だけ民家の貸し出し契約を結びます。そのあと神前式でお世話になる地元神社の人にも挨拶しました。そのときつい口を滑らせて立会人のヒロシさんが今年に入って3人の女性と悲しい別れを経験していることをしゃべってしまい一瞬やばいかなと思ったのですが神社の人が「うちは縁結びなんでじゃあ、お祓いしますか」とヒロシさんに言ってきました。ヒロシさんは引くかと思ったら「ほんとですか。ぜひぜひお願いします」となんか涙目にまでなって乗ってきました。結局本殿にあがり本当に30分ほどお祓いしてもらってました。僕たちもそばで見たかったのですが「縁起が悪いから」と役場の人に言われて社務所で待ってました。

そこの神社はイベントを準備をしていた当時何回か暇つぶしに散歩したことがあるのですが境内の横にものすごくでっかい杉の木があってその幹に紅白の古い縄みたいのが巻かれていてさらにその縄に良縁に恵まれた人たちのお礼の御札がいっぱい結ばれていました。僕や彼女は無神論者ではないけれど日常で神様とか意識したことがないのでなんか神秘的な感じがしました。

お祓いが終わったヒロシさんは気のせいかもしれませんがなんとなく顔がてかてかした感じで戻ってきました。それは僕を待たせておいてカーセックスしてきたときの顔に似ていました。「お祓いとかしたことなかったけどなんか肩の荷がおりた感じがするよ」と言ってました。やめてほしかったのですがそれを聞いた彼女が「まだまだでしょ あと100回くらいお祓いしとき」と言ってしまい「それもそうです。はい」とせっかくてかてかになったヒロシさんを落ち込ませてました。

ヒロシさんのお祓いを待っている間、彼女は自分のS11HTでとった民家の内部写真を貼付してbluetoothキーボード使って兄ちゃんにメールしてました。ホントなら土日に向こうへ帰ってその辺の説明とかをするはずだったのですが帰れなかったのでその代わりです。僕はそれを見てなんか好きなタイプの女になったなーと感慨に浸りました。出会った頃はもちろんこういったコアな製品を使いこなせるタイプではなくそこら辺にいる普通の女の子でしたが、ぼくがいろいろいじるのを見るたびに「あたしもほしい」を繰り返してここまで来ました。でもこの成長は決して彼女にとってマイナスではなくこうやって兄弟とは思えないほど仲のいい兄ちゃんに式場の内部を添付したメールをすらすらと打てるほどプラスになっているわけです。なんかヤキモチです。

そのあと途中のびっくりドンキーでご飯食べてヒロシさんを送り届けてから帰ってきました。ヒロシさんも式に来てもらう会社の人たち向けにvadoで民家やお祓いを撮ってたので休み明けに見せてもらおうと思います。明日は衣装のレンタル関係の手続きです。忙しいです。


tb: --     com: --