出会えたり出会えなかったり　season4

キャサリン案件の準備はとりあえず一段落です。そっちばかりに稼働を取られているわけにはいかないので今日は９月末に定期イベントを控えている太平洋沿岸にある取引先に行ってきました。ここのイベントは６月にやったものの焼き直しでＯＫなので準備もあまりいりません。ただ、前回は間際になって追加要件があがってきて少しばたばたしたので今日はその確認をとりました。基本的に全く前回と同じ構成で進行することを担当者に確認を取り、あらかじめ用意してきた書類を渡しておきました。
ここにくるともちろんフミさんの出番のはずなのですがあいにくフミさんとはまた先月当たりから音信不通になっています。たぶん遠洋漁業にでたのだと思います。したがってヒロシさんが太平洋沿岸担当のセフレに会っている間手持ちぶさたに過ごすことになりました。ﾋﾛｼさんは最初アサミさんに連絡を取ろうとしていたのですがやっぱり着信することができず仕方なくお姫様扱いされたい海豹っぽい女性にメールしてました。二人で海を眺めながらしばらく待っていると返信が来て、「わたしはあなたのセフレではないのよ」と手厳しい内容でした。たぶん７月に会ってから放置していたせいで怒っているのでしょう。ﾋﾛｼさんは「ちっ　こっちには秘密兵器があるっていうのに」と片手でvadoを握りしめながら今度はアリクイにメール打ちます。アリクイから「少しの時間なら」というメールを受けると待ち合わせ場所のファミレスに僕を置いて迎えに来たアリクイの車に乗って去っていきました。
ﾋﾛｼさんを待っている間、僕の方は今週に入ってやりとりが本格化してきた３３歳の人とひたすらメールに明け暮れました。大して期待もせず適当に話を進めていたのですがその無欲さが功を奏したのか久々に合コンにまでストーリーを進めることに成功しました。万が一の事を考えて写メも交換しましたが少なくとも320×240ピクセルの範囲内では及第点な感じの人だったのでこのまま合コン話を詰めることにしました。問題はだれを相方にするかというところで、ﾋﾛｼさんを連れて行けばきっと盛り上がるのでしょうがそれはどう考えても自らの性欲に傾いた盛り上がり方をするに決まっておりあまり気が乗りません。少し考えてから決めたいと思います。
１時間くらいしてﾋﾛｼさんが戻ってきました。きっとまた心なしか頬を赤らめながら「カーセックスしたカーセックス」と言うのかと思ったら全然予想は外れて「時間の無駄だったよ」と冷めてました。そして汗ばんだ手の影響で少ししめっているvadoを見せてくれました。なんか真っ暗な中でがさがさした音で始まったムービーは結局最後まで暗いままで全然訳がわからなかったのですがﾋﾛｼさんによるとキスはしたけどそれ以上の進行は拒まれたということです。胸ポケットに入れて録画したのが思いっきり失敗していてムービーだけではまったく何が起きているのか理解できませんでした。ﾋﾛｼさんはこないだのような哀しそうな雰囲気になり、失敗したムービーを消しながら「アサミがなあ」とつぶやいてました。
２０時くらいに会社に戻ると僕の注文していたwebbieが届いてました。これでやっと僕もHD仲間に入れます。ただ、家に持って帰るわけにはいかないので梱包を開けて少しいじってみてあとはバッテリーを充電した状態のまま帰宅しました。ヒロシさんのvadoと比較すると表面積は同じくらいですがちょっと厚みがあります。そのせいでwebbieの方が少し大きく感じました。でもレンズが回転式なのでvadoより取り回しが楽かもしれません。詳しくは明日使って見てからレポートしたいと思います。