出会えたり出会えなかったり　season4

今日は仕事の合間にアリクイにかわる太平洋沿岸に置ける新たな暇つぶしパートナーを探してました。新たにメールの文面を考案し若干ストライクゾーンを広げて挑むほど気合いを入れてみました。いつもびっくりドンキーの駐車場でカーセックスしているヒロシさんを待っているだけでは面白くないので僕もぜひそのような相手が早急に欲しいと思ったからです。

夕方頃なかなか僕の条件に合いそうな人とやり取りを交わす事に成功しました。年齢や体型がほぼ希望通りの感じです。サイトのメールでやり取りしているうちにその人は結婚していて子供もいますが保育園に通っているため平日昼間には時間が余っている事も判明しいよいよきたなーという感じで自分の中で盛り上がりを感じました。

夜になり会社に戻ってもやり取りは続き、その人は「普段は家事や育児にまみれて自分の事なんか考える暇も無いからもし会ったりすることが出来るくらいに仲良くなったらお姫様扱いされたいなー」と言って来ました。お姫様扱いとは一体どんな扱いなのか僕には想像つきませんでしたがきっと車に乗るとき助手席のドアを開けてあげたりすることじゃないかなどと考えながら「ぜひ僕のお姫様になってください」と無責任な盛り上げでメアド交換まで行き着く事ができました。自ら（お姫様扱い）などと言い出すからにはそれなりのレベルにあるひとのような気がして来ました。

明日太平洋沿岸のクライアントにいくのでできれば今日中に明日のアポイントメントをとりたいと思いいつもと比べるとややハイペースでやり取りを続け、写メ交換までたどりつきました。ところが送られてきた向こうの写メに写っていたのは笑顔が海豹にそっくりな女性の写真でした。僕は落胆しました。なんで海豹をお姫様扱いしなければならないのでしょう。僕はお返しにヒロシさんが顔半分を影にして微笑む写真を送り、明日の相手をあきらめました。まったくまぎらわしい表現はやめてほしいです。

その後「影がある感じでいいですねー」というメールが送られて来たのでそのままヒロシさんに転送しておきました。丸一日かけてヒロシさんに三人目の現地でのパートナーを探してあげるという結果になってしまったことに激しく後悔してます。