出会えたり出会えなかったり　season4

久しぶりにビアガーデンに行ってしまいました。メンバーは僕とヒロシさんとけいこさんでした。昼間けいこさんから「放置」と一言メールを受信し、これはやばいと思って急遽ビアガーデンとなりました。

夏休みがあったせいでけいこさんと会うのは二週間ぶりです。けいこさんも旦那様の実家に帰省していたそうでその間の鬱憤を晴らすようにビールをがぶ飲みしてました。旦那の実家に一週間もいるとストレスマックスらしいです。別にいい嫁を演じるつもりは全くなかったのに親の前に出ると無意識にいい雰囲気の夫婦を助演してしまう自分が堪らなく嫌になるらしいです。なかなか複雑な心理です。けいこさんはその複雑さを「自己嫌悪」と言う言葉で表現してました。
僕とヒロシさんはそれぞれ自分の心理に置き換えて考えて見ましたが僕は特に演じることもなくごく自然体で彼女のいいなりになってるだけで特に演じているような心理状態になることはありませんでした。ヒロシさんは少し心当たりがあるみたいでそういえばこいけさんを両親に紹介したとき普段以上に仲がいいふりしたかも知れない、と言ってました。でも自己嫌悪までは行ってないそうです。そしたらけいこさんがびっくりして「あんたたちそこまで進んだの」とヒロシさんに聞きました。そこまで、と言うのはこいけさんを両親に紹介する所までということです。ヒロシさんにしたらそんなに深い考えはなかったはずですがけいこさんは両親に紹介＝もうすぐ結婚？見たいなイメージ持ったようです。もちろんヒロシさんはきっぱり否定してましたが、けいこさんは「なるほどねー。あんたたち。」と勝手に自己解釈してました。ヒロシさんにしたら深い意味がない行動だったかも知れませんがきっとこいけさんは内心結婚をかなり意識し始めてるはず、とのことです。僕もいままで軽く聞き流してましたがよく考えたらこいけさん的には結構重要度の高い出来事だったのかも知れない、と考え直しました。今後も二人からは目が離せません。

２時間ぐらいビールを飲んで帰ろうとしたら駅に向かう途中でけいこさんが「やりたーい」と耳打ちしてきました。でももう時間が遅いので明日ランチタイムに会うことにして今日は帰って来ました。

彼女にビアガーデン行ったことを言うとまた「ずるい自分だけ」と言われそうなので黙っておきました。