出会えたり出会えなかったり　season4

さすがに私用で勝手に仕事を抜けてばかりいる菊池さんに現場からストップがかかったようです。
（あとは任せた）
と言って残念そうに菊池さんは本職に戻って行きました。後ろ姿に無念さがにじみ出てました。

仕方ないので当分好き勝手にプランを熟成させてもらおうと思います。

午後からは林さんのところへ行きました。なんか月末のイベントに変更が入ったとの事でなんか面倒なことになりそうな嫌な予感がしたのですが、話を聞いて見ると、製品価格の変更との事で、大した事がなくて安心しました。

価格自体は林さんのところのサーバに保存されているのでそれを直接修正するだけです。ヒロシさんと手分けして一時間程度で作業完了しました。

今回のイベントは期末何で在庫を減らす為にほとんどの製品３０%オフぐらいの思い切ったものです。３０%オフなら僕やヒロシさんもおとなしくはしていられない価格なんですが林さんの会社で扱ってる製品はどれも業務用のマニアックな性格のものなので食指の動かしようがありません。残念です。

ひと仕事終わらせたあと、リフレッシュルームでささきさん、わたなべさんと談笑してました。話題は飲み会の日程などで、一応来週末あたりにこちらで飲むことに決めました。

その後も一時間ほど４人で世間話をしてましたが当たり障りのない会話に得意の作り笑いで応えつつ、僕の頭の中ではいろんなフォーメーションが渦巻いてました。４人でのみに行ってセックスする事になった場合、いくらいまこうしてわだかまりなく会話してるとは言えヒロシさんとささきさんは前に付き合ってた訳でもしかしたらもう、セックスする空気にはならないかもしれません。

そうなると必然的に僕とささきさんがペアになる可能性が高くなります。そっそれはうれしいです。でもヒロシさんがやりまくってた人とセックスするのはなんか気が進まない面もあります。なんとも言えない気分です。

そんな感じで悩みながら帰途についたところ、高速に乗ってから助手席のヒロシさんが
（わたなべさんはピンクぱんつ）
とうわごとのように繰り返しはじめました。

げぇ

と思いました。