出会えたり出会えなかったり　season4

再開したサイトでやっと一人あたりがありました。さっそくメアド交換したのですが僕が送ったS11HTのアドレスについて「ドメイン指定しているのでこれだとメールできません」といわれてしまいました。ドメイン指定くらいなんとかしろよ、と思ったのですが仕方なく期限切れのＳＢプリペイドに魂を吹き込みそのアドレスを送りました。３，０００円のカードを買う前に果たしてこれからやりとりしようとしている相手に３，０００円分の価値があるのかどうか考えたのですが最近やりとりしている人もいないし暇つぶしでもいいや、と思い３，０００円払いました。やっぱり僕にはプライベート携帯でやりとりする勇気はありません。

そのあと早速写メ交換に及んだのですが口を閉じていても歯がでている人だったらどうしようという事前の心配をよそに案外普通の人でほっとしました。ＳＢプリペイドだともちろん家に持ち帰れないので夜とか休日に彼女の目を盗んでやりとりできないところが痛いです。

お昼に客先のカフェテリアで食事をしていたらトメさんに会いました。トメさんは個人持ちの携帯をiphoneに機種変したらしく食事に手もつけず一心不乱にiphoneいじってました。僕が目の前に座っても「おお　桜井」と言ったきりまたiphoneに没頭していました。僕もiphoneはいつかいじってみたい機種だったので「ちょっと見せて」とさわらせてもらおうとしたら「まだだめ　誰にもいじらせない」と言って拒否されました。がっかりです。話題を変えて「吉田さんとはもうやった？」と聞いたところ「やったよ　連休中に会ってたよ」といじりながら答えました。吉田さんの感じからして徐々に進展していくのかと思っていたのですが意外でした。少し驚いて「まじ？やったのかあ」と言ったらトメさんはやっとこっちに顔を上げて「え？やった？」と聞いてきました。訳がわからなかったので「連休中にやったんだー」と返したところ「え？あたしやったって言った？やってないやってない。会ったけどやってないよお」といきなり全否定してきました。トメさんの「やってない」という声が少し大きかったので周りを気にしながら小声で「やったっていったじゃん」と言うと「うっそ　あたしやったって言ったー？やってないー」とまた大きめの声で否定してきたのでこれ以上この話題を続けると食事中の他の人に迷惑がかかると思いやめておきました。でも吉田さんとの仲は順調そうです。吉田さんもいつか縛られてしまうのでしょうか。

明日はﾋﾛｼさんとフミさんの家の近くにある客先へ行く予定です。

トメさんを励ます会が開かれました。参加者はトメさんとウメさん、僕とあと一人トメさんを癒す男を連れてくるようにウメさんから言われたのでﾋﾛｼさんにしようかと思ったのですがウメさんから（あれはダメ）といわれ困り果てた挙句吉田さんが暇そうだったので参加してもらいました。事前の打ち合わせで吉田さんは最近離婚したばかりで衝心の39歳ということにしました。トメさんに紹介するに当たり差しさわりのないプロフィールです。

トメさんは一昨日の様子に比べるとかなり元気が回復したようで最初のうち年上の吉田さんに遠慮がちかつおやじは嫌いオーラを僕に向けて発していましたが打ち解けるにつれ吉田さんの深さが理解できるようになったみたいで最後には吉田さんに肩を抱かれてフォトに納まるほどでした。いま、僕のS11HTにそのフォトがありますがトメさんの表情はまるで少女のように初々しいものです。とてもどＳの性癖を持つ女とは思えないほどです。

2時間ほど飲んでカラオケに行き当然僕がガガガSPを歌いまくる展開になりましたが帰るときにはトメさんと吉田さんはまるで10年来の恋人同士のように仲良くなっていてウメさんも大満足なようで（でかしたぞ桜井）とほめられてしまいました。僕は調子に乗って「ごほうびにフェラして」とウメさんにねだったのですが「てこきならいいよ」と言われてしまいてこきはいやだったので辞退しました。僕しか歌わなかったカラオケなのにみんなハッピーな気分で帰途に着きました。帰るときも気を利かせてトメさんと吉田さんをペアにして僕とウメさんでタクシーを見送りました。まさかあのロケーションのいい新居にいきなりトメさんを連れて行ってしまうほど向こう見ずな吉田さんではないと信じていますがどうなったのか明日聞くのが楽しみです。

家に帰ると彼女がスカートのままパンツ丸出しでリビングのソファのところで寝ていました。今日は最後までいい人でいようと思い「かぜ引くよ」といって彼女をお姫様抱っこでベッドまで運んであげました。でも欲望には勝つことができず襲ってしまいました。

最後の最後までいい人でいるのはとても難しいと思いました。

今日久しぶりにトメさんに会いました。客先のカフェテリアです。見た目全然いつもどおりだったので何にも深く考えないで「やってる？」と声をかけたところ、「やってねーよ　振られたばっか」と言われました。どうやらまだ傷が癒えていないようでした。

「この年になると結構勝負かけるのよ女は。その分失敗するとダメージがでかいのよ。おとこはいいわよねえ　あんたみたいにオールシーズンちゃらちゃらしててもきっと落ち着くところに落ち着けるんだわ。」

トメさんはそのように、実はもっと長かったんですが覚えてません、一気にまくし立てました。きっと僕が思っているよりずっとつらいのでしょうが朝が来れば普通の顔してこうやって取引先の食堂でお昼を食べるわけです。

ほんとうはもっと失恋ねたでトメさんをいじりたかったのですがそんな雰囲気じゃなかったので近々飲みに行く約束をして別れました。そのあと振られるということについて少し考えたのですが僕は振られたことがないのでよくわかりませんでした。もしかしたら振られたのですが気づいていないのかもしれません。好きという感情が一方的なものになってしまったときトメさんのように傷ついてしまうのを理解できるようになったのは今の彼女と付き合い始めてからです。それまで僕の中の好きという感情は多分普通の人がもつ好きと全然ちがうものだったはずです。目の前に存在しないときは頭の片隅さえ相手のスペースがないような感情は「好き」という感情ではないことに気づいたのはつい最近です。

でも、トメさんのおっさん臭さは恋愛上障害になるんじゃないかとも思います。

お昼に客先の食堂で偶然トメさんに会いました。こないだも別の客先で会ったばかりでふたりで「よくあうねー」と話してました。トメさんは相変わらず男がいないらしく「だれか紹介してよ　あ、ﾋﾛｼはなしだよ」と言ってました。ﾋﾛｼさんは以前僕の紹介で一緒に飲んだりしていてトメさんとは顔見知りですがなぜかトメさんの紹介してほしい男から除外されてました。なぜでしょう。もしかしたら、と思い「もしかして、ﾋﾛｼさんとやった？」ときいたら「やめてよーやってないわよ」と否定していました。客観的に見てトメさんは背が高くてスレンダーだし目鼻立ちがくっきりしていていい女風なのになぜ男にあまり縁がないのか不思議です。やはり外見だけではわからないおやじくささが命取りなのでしょうか。「おれでよければまたしてもいいよ」と言ってみたら、「桜井はここだけなんだもんなー」とテーブルのしたから僕の股間を指さしてました。おちんちんだけというのはきっと体だけの付き合いになってしまうから、という意味なのでしょう。

全然その気はなかったのですが試しに「またしばられたいなあ」と言ったらトメさんがいきなり活気づいて「まじまじー　いいかもー」と言って身を乗り出してきました。やっぱりトメさんはどＳです。しばられるのはいやなので「やっぱうたいたいなあ」と話をかえて今度カラオケにいく約束をしました。トメさんと歌いにいくと何も気にせず徹底的に歌いこめるので楽しいです。話しているときふときになってまわりを見回しましたが今日はツルさんはいないようでほっとしました。ツルさんを思い出したついでにこないだツルさんと飲みにいったときの出来事をトメさんに話しました。こんなことを話せるのはトメさんとﾋﾛｼさんにだけです。

トメさんはマジな顔になって「やばいでしょー　客だよー　やばいよー　そりゃ」と言いました。やっぱり普通の感覚でいったらまずいことなのだと言うことをトメさんにそういわれて実感しました。ﾋﾛｼさんにはあれから会う機会がなくてまだツルさんとの事ははなしていませんが「やっちゃえやっちゃえ」と言うに決まっています。次に会ったらやっちゃいそうだと言ったら「だめだよー　やったら　やばいよー　客とはこのさきどうなるかわからないんだから」と言われました。トメさんに言われてあらためてツルさんとはメールだけの付き合いにしようと決心しました。このことはウメさんに言わないでねと言って、食事を終えました。

フミさん11通、問題のツルさんは無難な話題で12通、花子さん23通、マツさん（新加入）56通でした。

昨日は週中だと言うのにかなり疲れました。長時間シートに坐りっぱなしのせいで、背中から肩にかけての凝りがひどいような感じでした。

マッサージしたいと思い、トメさんに電話してみました。トメさんは同じ客先に出入りしている他の会社の営業職の女性で29さいです。客先の喫煙ルームでよく顔を合わせているうちに仲良くなりました。僕の印象では気のおけないおやじさんと言う感じです。独身ですが異性を感じさせないおやじくささが好きで、たまに飲みに行って共通のクライアントの悪口なんかをよく言い合っています。前に一度だけ間がさしてしてしまったことがありました。トメさんはＳでした。ソフトに両手を縛られてしまい少し引きました。それ以降はまたただの飲み友達に戻りました。

トメさんの友人にウメさんがいます。ウメさんも同年代の女性ですが、この方のマッサージがプロ級です。料金取ってもいいくらいの腕前だと僕は思っています。

ただし、ウメさんと二人きりになるのが僕は苦手です。ウメさんと二人でいると、なぜか学校で先生に怒られているような気分になるからです。ウメさんの主観抜きの冷静な物腰が苦手なのです。だからウメさんにマッサージしてもらいたいときはまず、トメさん経由でウメさんの予定を聞いてもらい、マッサージを受けるときはトメさんにも同行してもらいます。ウメさんと二人きりの空気に僕は耐えられそうにもありません。

ウメさんの予定が空いていると言うことで、19時に僕の部屋に来てもらうことにしました。いつもマッサージしてもらうときはトメさんとウメさんに僕の部屋へ来てもらいます。マッサージの料金はもちろん無料なのですが、それではなにか悪いような気がして、マッサージしてもらった後に食事かお酒をおごらせてもらうことにしています。

初めてマッサージをしてもらったのは3人で居酒屋へ行き結構飲んだあとのことでした。ウメさんがなぜかマッサージ用の新しいオイルを持っていて、これをぜひ試してみたい、ということになりみんなでホテルへ行きました。僕は結構酔っぱらっていて、全然平気で二人の前で素っ裸になってマッサージしてもらいました。かなり痛かったのを覚えていますが翌日の体の軽さでウメさんのマッサージの腕前を知りました。それ以来ウメさんのマッサージがくせになってます。もちろん、変な方向のマッサージではありません。

19時に部屋にいなければいけないので今日は早めに会社を出ました。経費伝票はあすの朝一に回すことしました。帰り際、先輩のヒロシさんに飲みにいかないかと誘われましたが今日は私用と言うことでパスさせてもらいました。

19時過ぎにトメさんとウメさんがやってきました。あいさつもそこそこにマッサージをしてもらうことにしました。よく考えたら若い女性二人の前で平然と裸になれるなんて普通じゃない感じもしますがもう慣れてしまったのであまり深く考えてません。あまりに気持ちよすぎて立ってしまうこともあるのですがトメさんもウメさんも見慣れているみたいで意に介してないようです。トメさんもたまに上半身裸になって僕の横でマッサージ受けたりしていますが、僕もあまりきにならなくなりました。

1時間ほどマッサージを受けながら僕は仕事のことや帰省していたときのことなんかをとめどもなくウメさんに話しました。ウメさんはそれらの話にあいかわらずの論調で答えてくれます。やっぱり小学校の先生みたいです。

そのあとオイルを流すためにシャワーを浴びて、出ていくとこんどはトメさんがマッサージしてもらっていました。トメさんがマッサージしてもらうときはいつも上半身だけしか脱がないのに今日はなぜかおしりまで出していました。すこしむくっときましたがまあ、それだけです。腰にタオルを巻いていたのですがウメさんは鋭いので「なに立ててるのよ」とすかさず突っ込んできました。

二人のマッサージが終わると近所のデニーズで食事しました。ウメさんはほかの人にもマッサージをしてあげているらしく、お客が10人超えたので本業としてやっていくかもしれない、と言ってました。じゃあ、今度から有料になるの？と聞いたらあんたはただでやってあげるわよ、と言ってくれました。

マッサージの後、いつも体中がぽかぽかになります。もちろん昼間感じていた背中から肩にかけての凝りはすっかりと消え去っていました。

今日の実績はフミさん12通、君代さん23通、タキ江さん8通、タミ子さん11通うち写メ2通、ツルさん6通でした。タミ子さんはいつまで写メを送り続けるのでしょうか。